シリンダ推力計算 Nとkgf
2021年09月08日 12:54:18
1.伸びる・ロッド側と縮む・反ロッド側
推力は違います。
ロッド側>反ロッド側 です。
ロッドの面積分、反ロッド側の推力は少ないです。
2.1kgf≒9.8N
機械設計では 「工学単位系」 と 「SI単位系」 の2つの単位系についての理解が必要です。
単位系の「系」とは関連をなすもので、日本では、長い間 「工学単位系」 が使われていました。
1992年に計量法改正があり、日本でも順次、国際単位系であるSI単位系に移行されています。
実際の設計現場では、この2つの単位系が混合され使われることがあります。
設計でよく使われる力の単位はkgf(キログラム重)とN(ニュートン)です。
この2つの単位はよく使いますので理解しておくことが必要です。
近年の設計ではしばしばN(ニュートン)が力の単位として使われます。
N(ニュートン)という単位は日常的にあまり使うことがありませんので、
例えば、「この機械には1000N(ニュートン)の力がかかります」と言われてもその大きさが直感的に理解できないかもしれません。
そのようなときに、Nからkgfへの単位を換算して考えます。単位換算する場合は、「1kgf=9.8N」です。
つまり、1000Nの場合、約100kgfとなります。簡易的には1000Nのゼロを1つ削除して考えます。
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