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PLCとAI・IoT連携において知っておくべきポイント

2021年10月19日 14:28:21

 PLCとAI・IoTの連携において知っておくべきポイントをもう少し押さえていきましょう。

OTとITの連携が不可欠

PLCのプログラミングはOT(Oparational Technology:工場のハードウェアを制御・運用する技術)と呼ばれる技術に相当します。OTとITの融合は近年製造業DXにおいて非常に重視されるところですが、その典型例がこのPLCとITの連携といえるでしょう。
PLCから得たデータをデータベースに送信するためには両分野の知識が必要となり、必然的にITエンジニアとOTエンジニアのコミュニケーションが求められることになります。

PLCのプログラミング言語はさまざま

一口にPLCといってもそのプログラミングに用いられる言語はさまざまです。国際標準規格「IEC 61131-3」ではラダー言語・ST言語・FBD言語・SFC言語・IL言語の5言語が定義されており、それぞれに特性が異なります。最もポピュラーなのはリレー回路をプログラミング言語化したラダー言語ですが、その中でもメーカーごとに微妙な差異が存在してきた歴史があります。
動作変更が容易とはいえ対象のPLCに用いられている言語について熟知した人材が必要なことは覚えておきましょう。

PLCによってはネットワーク通信を前提としていないものも

1960年代後半に登場したPLCには当然装置の年代によって仕様に大きな違いがあり、旧型の装置ではそもそもネットワークとの通信を前提としていないものも存在します。そのような装置とネットワークをつなぐには専用の機器を導入するなどの工夫が必要となります。

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